本日の日経平均
先週末のダウは15973.84ドル。(+313..66)(6営業日ぶりの反発)
CME225は15455円。(大証先物比+655)
原油相場の下げ止まり、欧州株も反発し大幅高となったことから今日の日経平均先物miniは15585円と前日比780円高と大幅上昇で寄り付きスタート。
ドイツ銀行は約6000億円規模の債権買取を発表したことで海外市場の信用不安は後退しました。
9:00~10:00のレンジは15485円~15595円で推移。
10:30頃上方向にブレイクし、もみ合いながらも徐々に上昇していきました。
午後に入ると上げ幅を拡大し、最終的には15935円と今年最大の上げ幅(前日比+1130円)で引けました。
ドル円相場が前日比1円以上円安の113円台後半で推移。
114円ちょうど付近では上値が重い動きとなりましたが、トヨタなど輸出関連株を中心に買い注文が優勢となりました。
今朝発表された2015年10月~12月期のGDPは前期比に比べて年率換算でマイナス1.4%と2期ぶりにマイナスでしたが、ほぼ予想通り、織り込み済みの数字でもあり、暖冬での衣類や家電を中心とした個人消費が落ち込んだということで株価には大きな影響はありませんでした。
春節休暇明けで本日から中国市場がスタート。
中国の貿易収支は弱い結果となりましたが、上海総合指数は下げ幅を縮小したことが好感し、リスク回避の動きにはつながらなかったのも要因でしょう。
本日の上昇で、終値が5日移動平均線付近に回復してますが、25日移動平均線よりは下に位置し、一目均衡表の雲の下でもありトレンド的には下落が続いています。
日経平均も上昇につながりましたが、欧米株の上昇や円高、売られすぎ感が一服の反発と考えられます。
悪材料が消えた訳ではないので、下値のメドとして、14000円台前半は見ておいた方がいいでしょう。
今後も米国市場、為替をにらみながらの展開が続きそうです。