本日の日経平均
2016年02月12日 20:18
11日のダウは15660.18ドル(5営業日続落)(9日比-354.20ドル)
CME225の終値は15240円(大証先物比-430円)
日経225先物miniは前日比-865円安15180円と為替の円高加速や欧州株の下げなどが影響してギャップダウン、大幅続落スタート。
9:00~10:00のレンジは15180円~15105円で推移。
11日に円ドル110円台まで高騰したこともあり、一層円高、株安が進みました。
寄付きから15000円台の攻防が続くも、11:00頃には15000円を割り込む動きもあり、現物市場で銀行株が切り返しが失敗し、売り圧力が地合いとなりました。
結果、1年4ヶ月ぶりに節目の15000円を割り、14805円と安値引けとなりました。
一目均衡表ではでは雲を下放れる形状ですが、月ベースで雲の上限である14000円あたりが意識されています。
市場の混乱が収まるきっかけの見通しがつきにくい状態です。
ただ、この円高・株安には短期的に市場が過剰に反応しすぎているのではとの声も上がっています。
11日の為替市場で円が不自然な値下がりをしたため、円の急騰阻止のため政府・日銀が為替介入を行ったのでは、という観測が広がっています。
現在、為替市場が株価に大きな影響を与えているため、政府・日銀が円高をどこまで容認するか、つまり本格的に為替介入に踏み切るのかアンテナを張る必要があります。
主な経済指標は16:00に発表された独国内総生産(QoQ)は予想と同じ0.3%でした。
22:30にはアメリカの小売売上高の発表があります。
アメリカの景気減退=利上げなし、先行き懸念で株価にも影響してくるので注目しておきましょう。