本日の日経平均

2016年02月08日 16:47

先週末のダウは下落しました。(-211.61ドル)

CME225の終値は16585円。(大証先物比-135円)

それを受けて始まった日経平均先物は140円安の16580円でスタート。

9:00~10:00のレンジは16560円~16645円で推移。

10:00を過ぎてからすぐに上方向にブレイクし、10:55で16845円まで上昇しました。

午後に入ってからは少し下げに転じる場面もありました、13:00頃から再び上昇し17000円で引けました。

節目である17000円を回復し、280円高の5日ぶり反発となりました。

先週末注目と書いた米雇用統計は、非農業部門雇用者数前月比は15.1万人にとどまり、12月の26.2万人から減速しましたが、失業率では4.9%と市場予測を下回りました。

賃金も力強い伸びを示したことから利上げに対する観測が強くなるという見方がある一方、雇用統計に対する評価が分かれ不透明感があるという見方もありダウは大幅安となりました。

それを受けて売りが先行する形となりましたが、ドル円が117円台に回復する円安の動きが買い材料となり上昇しました。

8日の日経平均は上昇しましたが、5日、25日移動平均の下の位置にあり短中期で見れば下げトレンドで5日移動平均は25日移動平均の下にあります。

今週は中国をはじめとするアジアの多くの国が、春節の休みであり悪材料がひとつないといえる状況でリスクオフの動きが減り、ドルを買い戻し環境かもしれません。

円安方向の動きが続けば株価上昇も期待できますが、原油安が続いているため注意は必要です。

現在は為替相場に注目があるまっていると捉えていいと思うので、日中の為替の動きも見ておいた方がいいでしょう。